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2021-11-24 (Wed) 20:19

住宅購入の決断ポイント(9)固定金利ならみずほ銀行がベスト

以前
「住宅購入の決断ポイント(7)住宅ローン借入金融機関」
でご紹介したように私はみずほ銀行で契約したのですが、もし固定金利を選択するようでしたら
「みずほ銀行がベスト」
だと思います。その理由について説明したいと思います。

1.一般的な銀行の固定金利終了後の金利優遇幅
普通の金融機関は固定金利を選択すると
「当初優遇金利」
といって、固定期間が終了すると
「優遇金利が大幅に縮小」
されます。

例えば現在10年固定で最安値であるauじぶん銀行は、
「10年固定が0.465%」
※au金利優遇割適用時
になりますが、固定期間終了後の優遇金利は
「-0.8%」
になってしまうので、固定期間終了後の変動金利は、基準金利が同じだった場合は
「1.541%」
※au金利優遇割適用時
になってしまいます。

auじぶん銀行の場合は最初から変動金利を選択していれば
「0.31%」
※au金利優遇割適用時
なので、最初に固定を選択した場合と比較して大きな金利差となります。

この差を考えると当初優遇を選択する場合は最初から変動を選択するか、固定期間終了後に完済するかどちらかの選択肢しかないと思います。

2.みずほ銀行の固定金利終了後の金利優遇幅
みずほ銀行の場合は、他の金融機関とは異なり
「固定期間終了後も優遇幅が変わらない」
で、いわゆる当初優遇ではなく全期間優遇になって、住宅ローン借り入れ期間中は常に
「最大-2.1%の優遇」
を受けることができます。

それでいて、金利も比較的安くて、10年固定であれば
「0.65%」
で借り入れできます。そして固定期間終了後の変動金利は基準金利が今と同じなら、優遇幅が2.1%で変わらないので
「0.375%」
になります。

3.まとめ
auじぶん銀行とみずほ銀行で10年固定で借りる場合の金利について下記にまとめてみました。
juurakuro-n2021002.png
このように、当初はauじぶん銀行で借りた方が金利が低いのですが、固定期間終了後の金利まで考えると、10年後に完済しなくても良い選択肢がもてる分みずほ銀行の方がよい気がします。

ちなみに私は最初は変動金利で借りていたのですが、ここのところのインフレ基調から10年国債金利があがっていたので、10年固定に切り替えました。
juurakuro-n2021001.jpg
10年固定にしておけば住宅ローン控除が適用されている期間の金利変動がロックされるので、安心して住宅ローン控除減税を受けることができるので、この部分の安定を選択しました。

10年後変動金利に戻りますが、完済するかしないかはその時の金利次第で選択したいと思います。
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Last Modified : 2021-11-24

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